静岡の水と土が育てる美味しい食材
静岡県には、お茶はもちろん、米も野菜も美味しい食材がたくさんあります。浜名湖の鰻をさらに美味しく引き立ててくれる静岡遠州の食材も、是非味わってみてください。
翠清の⽔
翠清では敷地内で汲み上げる地下⽔を調理といけすに利⽤しています。お茶やお吸い物 などももちろんですが、天然⽔を使って炊き上げるお⽶は本当に美味しいです。そして ご注⽂の都度いけすから引き上げる鰻も、この天然⽔が独特の匂いを取り除いてくれま す。
地下数⼗メートルから⽣まれる天然⽔も、翠清にとって⼤切な“⾷材”なのです。
(飲⽤⽔適正検査済み)
翠清のたれ
翠清2代目の鈴木隆治(たかじ)が、15歳で本格的な割烹料理を学ぶために、東京品川区鮫洲の料理店へでっち奉公に出たのが明治30年(1897年)でした。そこで10年間の修業を重ねた隆治が大事に持ち帰った"たれ"。それこそが今日まで翠清に代々受け継がれている「秘伝のたれ」になったのです。
たれの入った壺と、"故郷の人々に旨い料理を食べてもらおう"という想いを抱えて、東京品川から浜名湖の手前の遠州森町まで222キロの旅路。家族は隆治の無事の帰宅を祝い、客人は彼が振る舞う料理に舌鼓を打ったことでしょう。
もう誰の記憶にも留まっていない、120年前の遠い昔に同じ味のたれで作られた料理を味わっていた人々がいた。そんなロマンに想いを馳せてみるのも、翠清のたれの味わい方のひとつかもしれません。